さくら舞い散る…

ケツメイシの「さくら」を聴くと、何故か意味もなく、訳もなく悲しくなる、切なくなる…そういう感覚に陥る。〝舞い散る〟どころかまだまだところどころにしか咲いていない桜を見て、それでもコトバを失う自分がいる。

近所の桜も咲き始めた。また春が来たなーって思う。心なしか、人々の顔がウキウキしているようにも見える。。

桜の季節、あたしは何故だかいつも寂しくなる。
もちろんみんなとワイワイ「アッパレ!花見やでーー!!」なんてニコニコ顔を真っ赤にしている時もあるけど、一人、二人で静かに見る桜ほど切ないものはない。
特に街灯の明かりに照らされた桜の花は、何と言うか…ものすごく儚くて、刹那的。

…そんなことを考えながら、
この季節にはいつも咲き乱れる夜桜の下で、あたしはいつも一人物思いにふけってます。それがたった2・3分の出来事でも、永遠のことみたいに、決して終わりがこない時間みたいに感じてしまうんよね。

また春がきました。
春は切ない季節です。