子ども・可愛い

子ども、可愛い??

もちろん、あたし、子ども好き。世の中で一番キュートな人類やと思う。一緒にいたら元気出るし、何を忘れてでも一生懸命になれる何かがある。

でも、ある意味むっちゃ嫌い。ちっとも可愛いとか思わへん。あたしをどん底に突き落とす存在だったり、リアルにドロドロした存在だったり。

好きだけじゃ何もできひん。
こどもに蹴られて、叩かれて、つねってひねられて、罵声を浴びせられて・・・それって現実。
もちろん、「その裏にある真実」を見ようとするよ。「この子の中には今何があるのかな?」って考える。

でもね、ダイスキとダイキライは表裏一体の関係やねん。

今日、養護学校の学童で子どもに久しぶりに叩かれた。
彼は朝から生理的な問題でパニックだった。その問題の種を取り除いてやりたくていろいろ考えたけど(原因は何か?どうすれば不快感が減るのか?など)、正直は分からなかった。

よく聞く言葉=「子どもってむっちゃ可愛いっーーー!!☆☆」ってのがちっともそういう瞬間にピンとこない。てか、「そんなにキレイなもんじゃないはずやけど、何でサラリとそんなことが言い切れるのかしらね」と思えてきて、その言葉に妙に興醒めする。


だけどそういう場面に遭遇する度に、もっともっと知りたいって気持ちが大きくなる。不思議な感じで。

「子どもがパニックになった時に、こっちが大仰に驚いたらダメ。」って尊敬する先生に随分前に教えてもらった。どういう時でも、冷静さを保たないと。

そういう時はすっご必死で、「何〜大したことないよ♪」っていう様子を保ってる。でも、後から考えたら結構ドキドキすることしてたなって思うことが多い。


子どもは可愛いよ。
でも、子どもは可愛くないよ。