原点回帰

yukitsun2005-03-29

このたび私は、友達の結婚式のために福岡に行っていた。そしてその後、幼稚園からの幼なじみ二人と毎日4日間一緒にいた。17年来の幼なじみは、今二人共福岡に住んでいる。
この旅は、ある意味「原点回帰」。三人で一緒にフラフラして、三人で一緒に私たちの故郷である熊本に行ったり、三人で一緒に飲んだり、して。。
熊本には幼稚園から小学校4年生まで生活していた。
懐かしい小学校、懐かしい路面電車、懐かしい町並、懐かしい神社、おうち…それを三人で巡っていると、不思議と時間があの頃にタイムスリップした。アホみたいにはしゃいで。。。これが22歳のオトナのすることか?!というくらい。何だかとっても幸せだった。その時間、一瞬一瞬がとても愛しいと思った。何だか落ち着くな〜って。

みんなそれぞれ、帰るべき場所がある。懐かしい小学校を歩いて回っていると、気づけばとっくに忘れていたはずの「校歌」を口ずさんでいた。

昔は転校がキライだった。引越しばかりしなければならない親の仕事をイヤだと思ったこともある。でも、今となってはそれがよかったのかもしれないとも思う。
引越しを嫌がる幼い私に、父は「ゆきは引越しをしてみんなと離れ離れになって、その度に大変な思いをすることになる。だけどそれは、日本中にトモダチを作れるということだ。すごいことだ!」と言った。正直、むちゃくちゃやん!と思った。
だけど…今はそれに少し納得できる。

原点回帰