最後の。

yukitsun2005-03-19

今日、関西でラストの、お互いが学生である時代のラストの、デートだった。数日後、彼は研修のために東京へ発つ。私は都道府県別採用の公務員を目指して関西に残る。

ここんとこあたしは、毎回会うたびにビービー泣いていた。もちろん泣くつもりはさらさらなくて、一緒にいるからには沢山笑っていたいのに。どうしてだかいつものようにテンションは上がらず、沈黙が誘う涙をこらえるためにただただ他愛も無いことを喋り続けていた。

正直、アホみたいって思う。別に一生の別れでもないんやし、未来のことは未来の自分にしかわからない。今その「分からない未来」について無駄に不安がったり、悲しんだりするのって果たして有意義なのか?!って。

でもこうして悲しくなったり、辛くなったり、胸が痛くなったりするのは、それはあたしが一生懸命であるからなのだと今思うようになった。「一生懸命」ってとても素晴らしいことでしょ?

あたし、一生懸命に生きている。だから悲しいし、辛いし、胸が痛いし、涙が出る。誰が何て言おうと、あたしが悲しいと思えばそれはとても悲しいことやし、あたしが辛いと思えばそれはとてつもなく辛いことなんや。

少しずつ、今の自分にできることから一つずつ頑張っていこう。そうすれば必ず、「一番いい方向」に向かっていくはずだから。

自分の信念に忠実でありたい。そして、いつも誠実でありたい。あたしの好きな人は「努力の人」やから、あたしはそれに負けないように自分に胸をはって生きていけるだけの女性になっていきたたいと思う。